JCBはクレジットカードの国際ブランドであり、自社ブランドのクレジットカード(プロパーカード)を直接発行しています。 同じ国際ブランドであるVISAやMasterCardは、自社ではクレジットカードを発行せず、すべてフランチャイジーや提携会社が発行しています。 これもJCBの特徴のひとつですね。

さて、そんなJCBのクレジットカードには、他のクレジットカードとは一線を画す機能を備えた特筆すべきものがいくつか存在します。 今回はその中から数点をピックアップして紹介していきたいと思います。

ポイント還元率が常に2倍のJCB EIT

まず紹介するのは「JCB EIT」。 JCBのスタンダードなクレジットカードに比べ、ポイント還元率が常に2倍となるのが売りのカードです。 具体的には、月間の利用金額1,000円(税込)につきOkiDokiポイントが2ポイント付与されます。つまり、ポイント還元率は常に1%。 さらに、年会費は永年無料で海外旅行保険も自動付帯という特典付き。メインカードとしても利用することができますね。

ネックは「リボ専用カード」であること。 リボ払いは毎月の返済額をある程度自由に設定できるため、自分のペースで計画的に返済していけるというメリットもありますが、利用金額に対して金利手数料が発生するので、返済が長引けば長引くほど無駄な手数料を支払うことになります。 こうなってしまうと、いくらポイント高還元率といえどもまったく意味がありませんね。

リボ払い専用だが全額一括払いにも変更できる

しかし、この心配はありません。
JCB EITは、下記の手順を踏むことで毎月の支払いを全額一括に変更することもできます。
【1】「MyJCB」にログイン
【2】「ご利用可能額紹介」ページにアクセスし「ご利用可能額」をチェック
【3】「お支払方法の変更・紹介」ページにアクセスし「毎月のお支払い金額変更」をクリック
【4】「毎月のお支払い金額の設定変更」ページが表示されるので、そこで「ショッピングリボ払いのお支払い金額の変更」をクリック
【5】「ショッピングリボ払いのお支払い金額の変更」ページが表示されるので、「変更後のご契約内容」にある「毎月のお支払い金額」の欄に「ご利用可能額」の上限金額を入力し「確認画面へ」ボタンをクリック
【6】確認画面で表示される「毎月のお支払い金額」が「ご利用可能額」の上限と同額であることを確認し、「登録する」をクリック

以上で手続きは完了です。 リボ払い専用のカードですが、毎月の支払額が利用限度額の上限に設定されているため、必ず毎月一括払いになります。

JCBスターメンバーズ適用でさらに還元率アップ

JCB EITは年間利用額が一定額に達すると、こちらのページで紹介した「JCBスターメンバーズ」の適用対象となります。 年間利用額が50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」メンバーとなり、翌年度のポイント還元率がアップします。

スターβになると、1,000円ごとにOkiDOKIポイントが2.2ポイント付与され、還元率は1.1%になります。 また、スターαになると、1,000円ごとにOkiDOKIポイントが2.5ポイント付与され、還元率は1.25%になります。 ここまで行くと、年会費無料のクレジットカードではトップクラスの還元率に。

JCB EITまとめ

JCB EITは、年会費無料のクレジットカードの中では最高レベルの還元率を誇り、さらに海外旅行保険も自動で付帯するという嬉しい機能を備えています。 メインカードとしても十分使えるし、旅行保険目当てでサブカードとして持っているだけでも安心の1枚です。

最大月6,000円キャッシュバック!JCBドライバーズプラスカード

次に紹介するのは「JCBドライバーズプラスカード」。 ガソリンスタンドや高速道路の利用料金が月間最大6,000円キャッシュバックされるドライバーにとってメリットの大きいクレジットカードです。

キャッシュバックのしくみは少々複雑なのですが、ざっくり説明すると下記のようになります。
【1】1ヶ月間の利用金額に応じて、0%~30%のキャッシュバック率を決定
【2】翌月の「ガソリンスタンド・高速道路」の利用金額に応じてキャッシュバック金額を決定
※キャッシュバック算出対象の上限は2万円(税込)まで
【3】3ヶ月後にキャッシュバックが実行される

他のガソリン系クレジットカードにはないメリット

JCBドライバーズプラスの一番のメリットは、「給油するガソリンスタンドを選ばない」という点。 同じようにガソリン代が値引きになるクレジットカードは複数存在しますが、それらは発行会社系列のSSで利用した分にしか割引が適用されません。 例えば「出光カード」は出光SS、「シェルスターレックスカード」は昭和シェル加盟SSの利用限定などですね。

これに対してJCBドライバーズプラスは、全国のどこのガソリンスタンドで利用してもOKな上、高速道路・有料道路料金もキャッシュバック対象となります。 そして、最大で月6,000円、年間72,000円ものキャッシュバックを受けられますので、ドライバー必携のカードといえるのはないでしょうか。

デメリットは、年会費がかかることと付帯サービスが少ないこと。年会費は初年度無料で2年目からは1,250円(税別)かかります。 また、年会費がかかる割には付帯サービスも少なく、OkiDokiポイントも一切付与されません。唯一付帯するサービスは、海外におけるショッピングガード保険で最高100万円まで。

最近は年会費無料でもハイスペックなクレジットカードがいくつもありますので、頻繁に高速道路を利用するといった方以外には、まったくメリットのないカードとも言えますね。

JCBドライバーズプラスカードまとめ

JCBドライバーズプラスカードは、常に車移動だったり頻繁に高速道路を利用する方にとってはメリットの大きいクレジットカードですが、逆に、あまり車を利用されない方にとっては使えないカードでもあります。 キャッシュバック対象となる給油・洗車・高速道路などの料金が、毎月コンスタントに10,000円以上となる場合には検討してもいいのではないでしょうか?